ESXi (vmdf) で 256G 以上のゲストを作成する際の注意
1U サーバ回収してきたので、バックアップ格納用サーバ兼 DNS サーバとして ESXi いれてゲストを2台作ろう!と思ったら、バックアップ鯖予定のゲストが、256G 以上の領域を確保できない!どしてー!
ブロックサイズのデフォルトが1MBであり、この場合の仮想ディスクの上限が256GBであることが解説されています。
ESXi 4 で 256GB 以上のディスクを作る
ということで、インストーラから何もせずにホイホイインストールをすると、最初に用意される datastore1 は、ブロックサイズ 1M の、容量の作成上限 256G となるようですね。ナレッジベースにあるようにコンフィグ変更したら問題なさそうですが、インストール直後でゲストが何一つ無い状態だったので、datastore1 を削除して再度作成しました。再構築の手間はかかりますが、それでも10分かからないのでこっちのほうが楽です。
ストレージの追加 -> ダイアログを確認しなあらインストーラを進行させると、最大サイズの設定の画面がでます。
もちろんデフォルトの設定は「ブロックサイズ 1M, 上限 256G」とご丁寧に書いてあるので、作成しようとしていたゲストの領域(1.2T)の関係上、最大サイズの「ブロックサイズ 8M, 上限 2T」にしておきました。
ちなみに、それぞれブロックサイズは4段階あり、それに対応したゲストOSの領域の最大割り当てサイズがあります。
- ブロックサイズ:1M
- 最大ファイルサイズ:256Gbyte
- ブロックサイズ:2M
- 最大ファイルサイズ:512Gbyte
- ブロックサイズ:4M
- 最大ファイルサイズ:1Tbyte
- ブロックサイズ:8M
- 最大ファイルサイズ:2Tbyte