続・閉じた環境での yum update
「閉じた環境でのyum update」では、/var/yum/cache/ にアップデートパッケージをキャッシュし、それを使って別環境をアップデートするなんていうきもい方法をご紹介しましたが、その続きです。
第2回目のアップデート
見出しの通り、2回目のアップデートです。問題は、updates ディレクトリに前回の rpm のキャッシュが残りっぱなし。ここで yum clean なんてやろうものならどうなるかわからない(試してない)。とりあえず、 updates 以下の rpm キャッシュは、どっかに移動させて大丈夫です。実際のアップデートまでの手順は以下。
※ちなみに今回は、前回までのキャシュ含め updates ディレクトリを格納している packages というディレクトリを tarball で圧縮し、別途光学メディアに保存とかしちゃってます。これで客に何かいちゃもんつけられても安心だ!(そうか?)
$ cd /var/yum/cache/ # tar -zxvf backup.tar.gz ./packages/ # cd ./packages/updates/ # rm -rf ./packages/updates/ # yum update # createrepo ./ # mv ../updates/ /opt/
こんな感じ、tarball にされたファイルは適当に DVD にも焼いて1年ほど保存します、ここらへんはいわゆる保守の内容次第ってやつですね。あとはまた yum.conf に色々書いてやるか、前回書いた場所にファイルを移動させてカカッと適用します。