あーかいぶすハイディフィニション

ここはもう更新しとらんのじゃ

VMware ESXi をつかってみた(感想へん)

所属部署にまともな上長が実装されたので、遅まきながら技術研究と趣味目的で、VMware ESXi を職場に実装してみた。実装にあたっては上長の工作作業によって、50万円ほど予算確保をしましたが、Webで調べると、激安サーバで有名な ML115 にインストールしている人もいるようなので、案外導入の敷居は低いようです。

これから導入を考えている人は、HDDの容量は少なくても、とにかくメモリだけは積みまくっとくといいですよ!

で、インストールしてみた。

今社内で動いている仮想化環境は、

と、有名所二つがある状態なんですが、それぞれ触ってみた感想を。

XEN

Linux であれば、開発用コマンド類があれば特に苦労なく、ディスクのコピーを rsync 等で取得して、XEN にゲストとして追加できるので、XEN ホストのスペックが贅沢なら、かなり楽に移行できる。
openSuSECentOS でしか扱ったことがないけど、openSuSEは、XEN クライアントが使いやすかった。サーバ立てるのは試行錯誤しまくったなー。しかし、使ってるバージョンのせいかどうか知らないけど、マネージメントクライアント立ち上げっぱなしだとメモリ食いつぶしていつかホストが死ぬ。
CentOS は、KARESANSUI で導入してみたけど、こっちは KARESANSUI 公式のインストールマニュアル見ながら構築すればいいし、1時間もあれば構築完了すると思います。なによりこの組み合わせが(一番)敷居が低いとおもう。
問題は、[ハードウェア]->[Linux]->[XEN]->[ゲストOS]と、ハードウェアの上で動いてないので重いってことでしょうか。あとなんか時刻同期に難アリ。

VMware ESXi

初期インストールでエラー出る場合が多いっぽいけど、手元の環境は一発で構築できたくさい。DELLなんかだと、ESX のラインセンスと抱き合わせで売ってる筐体があるので、そーいうのから、ESX だけ抜いて買えば、理論上は ESXi も余裕ではいるはず。
これは完全に VPS 的な環境を構築できる。マネージメントクライアントの vSphere が、Windows 限定くさいのがネックだけど、VMware 製品になれてれば操作余裕です状態。
XEN と違って特定企業の製品なので、フロントエンドからなにまで固定ってのがいかんともしがたいのですが…。
ただし、XENとは違い、[ハードウェア]->[ESXi]->[ゲストOS]と、よくわからない技術で、ホストにLinuxとかいらない状態になってるので、ゲストの動作は非常に軽快です。

どっちも触ったほうがいい

適当書いてますが、結論としては、環境があるならどっちも触ってみたほうがいいです。
個人的にはもう Xen を使う気はねーです。openSuSE でいれたバージョンが致命的ってのもありますが、ESXi の管理のしやすさと比べると、Xen を使う理由が見当たらない…。