Linux で、NTFSを読み書きするよ!
客先へ設置するサーバへ、なぜか NAS の代わりに外付け HDD が導入されることになり、「さすがにRHEL5にもなって、NTFS をサポートしてないなんてないだろう」と思っていたら、本当にサポートしていなかった。何を言っているかわからねーと思うが俺もどうにかなりそうだった。extでいいとかそういうチャチなもんじゃねえとかなんとかかんとか。
なにするだー。
kernel を拡張するモジュールがあるらしいけど、毎回最初に「yum update」でkernelごと最新版に上げるので、当然合致するバージョンがありません。
ちなみに今回対象となったのは、RedHatEnterpriseLinux Serverの5.5(2.6.18-194.el5)です。
解決策
以下の RPM を導入します。
$ wget http://nchc.dl.sourceforge.net/sourceforge/linux-ntfs/ntfsprogs-1.13.1-1.i586.rpm $ wget http://nchc.dl.sourceforge.net/sourceforge/linux-ntfs/ntfsprogs-fuse-1.13.1-1.i586.rpm $ wget http://nchc.dl.sourceforge.net/sourceforge/linux-ntfs/ntfsprogs-gnomevfs-1.13.1-1.i586.rpm # rpm -ivh ntfsprogs-1.13.1-1.i586.rpm ntfsprogs-fuse-1.13.1-1.i586.rpm ntfsprogs-gnomevfs-1.13.1-1.i586.rpm
これでおk。後は、コマンドに「ntfsmount」がインストールされているか確認します。
# which ntfsmount
確認できたら、マウントポイントを作成し、認識されているUSBデバイス(外付けHDD)のデバイス名を確認して、 /etc/fstab へ記述します。記述後、マウントポイントへ向かって mount コマンドを発行すれば完了。
# vi /etc/fstab -> /dev/sdb1 /mnt/usbdisk ntfs-fuse fmask=0111,dmask=0,locate=ja_JP.UTF-8 0 0 # mount /mnt/usbdisk # df -h
df コマンドの結果、 /mnt/usbdisk の領域が表示されていれば問題ありません。修了だおー。